痛みの少ない虫歯治療に注力する当院では、麻酔にも工夫を凝らしています。
注射を打つときの痛みを抑えるため、まず歯茎に表面麻酔を塗り、あらかじめ麻酔がかかった状態にします。そして注射針は極細の針を使い、麻酔液を丁寧に注入。痛みを感じさせないためには、少量ずつ麻酔液を注入して体への刺激を弱めるのがコツです。
また、体温と温度差がある麻酔液を注入すると、より大きな刺激や痛みにつながります。そのため、麻酔液は体温と同程度まで温めてから使用します。
笑気麻酔
歯科治療に対する恐怖心が強い大人の患者さまには、リラックスした気分で治療を受けられる笑気麻酔の実施も可能です。安全性を考慮し、笑気麻酔後は1~1時間半ほど待合室で休んでからご帰宅いただいています。
このように、各種麻酔の工夫によって痛みの少ない虫歯治療を受けていただけるように努めています。
※笑気麻酔をご希望の方は、最終受付時間の1時間半前までにご来院ください。
虫歯治療において当院が取り組んでいるのは、なるべく健康な組織を残し、患者さま自身の歯をできるだけ長持ちさせるMI治療(ミニマルインターベンション)です。
歯の長期的な健康維持に重きを置いており、処置の際は削るべき箇所を見極めた上で必要最小限だけ削ります。
MI治療を行うため、当院ではう蝕検知液を使用しています。う蝕検知液とは、虫歯に侵された場所のみを識別できる薬です。この薬を使い、健康な組織と虫歯との境目を何度も確認し、歯のどこを削るべきなのかを判断。その上で、健康な部分を傷つけずに治療を行います。
また、肉眼のみに頼らず、必要に応じて患部を拡大視できる歯科用マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)や拡大鏡も活用します。しっかり確認しながら悪いところだけを除去するため、必要以上に歯を削ってしまう恐れがありません。
そして治療後には、虫歯の再発を防ぐべく、歯に隙間なくフィットする詰め物・被せ物を作製します。
歯の神経(歯髄)には、歯に栄養分を運ぶ役割があります。そのため神経を失った歯には栄養が十分に行き渡らなくなり、強度が下がってもろくなる、細菌に対する防御力が低下するなどの悪影響が出ます。つまり神経をとると、歯の寿命はあっという間に短くなってしまうのです。
上記を踏まえ、当院では痛みがあってもむやみに神経をとらない治療を行っています。虫歯が深い場合でも、「歯髄温存療法(しずいおんぞんりょうほう)」という、神経をとらずに残す治療法で経過を見ます。
歯髄温存療法では、無菌化作用を持つMTAセメントを使用。MTAセメントには殺菌や神経の保護、炎症を抑える効果があり、神経をとらなくても治療できる可能性が高まるのがメリットです。ほかにも必要に応じて歯科用マイクロスコープを活用し、細部まで丁寧に処置を進めることで患者さまの歯の長期的な保存をめざします。
しかし残念ながら、虫歯の進行状況や神経の炎症の具合次第では、神経を除去しなければならないケースもあるのが実状です。その際も患者さまにご安心いただけるよう、神経の治療(根管治療)を精密・丁寧に実施いたします。
歯の神経を可能な限り保存して、機能の維持を目指す治療方法です。従来の治療とは異なり歯の神経を完全に除去せず、生きた組織としての機能を維持することを目的としています。
当院では、「セラカル」「ミエール」などのMTAセメントを使用しています。
重度の虫歯などで、歯の中にある神経が炎症や感染を起こした場合に行います。感染した神経を取り除き、根管(歯の根)の中を洗浄・消毒して根の管に詰め物をする処置です。治療後は歯が脆くなる可能性があるため、被せ物などで保護します。
虫歯の状態にもよりますが、小さな虫歯の場合はほぼ1回で治療が終わります。大きな虫歯や、詰め物を作製するなどの修復が必要なケースの通院回数は2~3回です。根管治療が必要な場合は、1~3か月程かかることがあります。
当院ではなるべく痛みを感じさせないよう配慮しています。麻酔をかける際も、塗るタイプの表面麻酔を使う、細い針を採用する、ゆっくり麻酔液を注入するなど工夫しています。
虫歯治療には健康保険が適用されます。
ただし、詰め物・被せ物には保険診療と自費診療のものがあります。それぞれメリット、デメリットをご説明し、患者さまのお口の状態やご予算などにあわせて選択いただけるようにしています。
事前に詳しくご説明しますので、お気軽にご相談ください。
浜松市中央区・自動車学校前駅の歯医者で痛くない虫歯治療をご希望なら、ニワ歯科医院へ。無痛を心がけた丁寧な処置で、お口の健康を守ります。
検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3ヶ月先のご予約もお気軽にどうぞ。
令和6年1月より当院では、休憩時間の電話対応を【留守番電話対応】とさせていただきます。
恐れ入りますが、お問い合わせ・ご予約については、診療時間内にご連絡ください。
尚キャンセルのご連絡は、留守番電話にメッセージを入れいていただいても構いません。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | 〇 | × | ○ | × | × |
午前:9:00~12:30
午後:14:00~18:30
休診日:木曜・日曜・祝日